これはね、昔は必ず言われていたことです。
今でも「膝曲げ信仰」は根強いですね。
その中で間違った考えと正論がありますから気をつけましょう。
膝を曲げると安定する、目線がぶれない・・・これは嘘と言っても過言では
ありません。
じゃあ、突っ立って打つのか?!となりますが、そんなことはありません。
現在のテニススタイルは身体のどこかに回転軸を設定してパワーを使います。
捻れの要領ですね。
この時に膝が極端に突っ立っているとパワーを上手く身体の回転とスイングに
伝えにくくなります。
捻る時には少し膝に余裕が必要です。
その捻れを開放するときは自然に膝が伸び上がっていきますね。
最近の流行のジャックナイフなんかはその典型です。
昔はフラットに打つことが正義とされていましたから、膝を曲げたまま
前方に押し出すようにスイングしていく、並行移動を使うよう指導する人も
多かったんです。
ジミーコナーズのように(知らないよね?)打つ感じかなぁ。
彼は膝を深く曲げる代表的な選手でした。
でも高い打点は自然に伸び上がって打つんだよ。
結論を言うと、テイクバックで身体を捻るようにする時に後ろ足の膝にパワーを
溜めるようなイメージで自然と曲げるのが好ましいですね。
終始膝が突っ立ってるとパワーをラケットに伝えにくくなるはずです。
安定する、目線がぶれないという言葉を言う人だったら
あまり信用できないかな?!
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