フォアハンドのインパクトで、ラケットは立てたほうが良いのでしょうか?  
  
  私は、テニス暦8年のベテランです。
フォアハンドのインパクトで、ラケットは立てたほうが良いのでしょうか?
また、テイクバックの際にラケットを立てた場合と寝かした場合では、
どのように球質が変わるのでしょうか?
 
 
 
   
 
   

グリップにより腕とラケットが作る角度は変わりますので、
貴方のグリップがどのようになっているのかが大切な要素となります。
ここでは一般的な内容で回答いたします。

近年のフォアハンドグリップは俗に言う「厚い握り(セミウェスタンや
フルウェスタン)」が主流となっているので、あまり手首の角度は
強くなりませんね。
当然のようにインパクトでラケットが立つのではなく、
逆に横に寝てみえるはずです。
頭の位置よりも極端に高い打点なら自然にラケットが立って見えますが、
方くらいまでなら殆どが立ってはいません。

「薄いグリップ(イースタンやコンチネンタル)」は前述したグリップよりも
ラケットが立って見えますね。
これはグリップの厚さにより手首が作る角度によるものです。
特にコンチネンタルグリップで肩くらいの高さで
打てば必ずラケットが立って見えます。

テイクバックでラケットを立てるという質問ですが、これは引いていく際に
立っていても前に振り出していく時に(ファワードスイング)ヘッドや手首が
どのように動くかでボールにラケット面が入る角度が変わるので、
一概には回答できません。

ラケットが立つべきかどうかよりも、貴方がどのようなボールを打ちたいか、
どのようなプレーをしたいかで適した打法が明確になりますから、
それに応じたグリップをチェックしラケット角度も決まってくると考えてください。