ボディショットは避けられないプレーヤーがいけないんでしょうか?  
   
 

私はスクールで初めてテニスを習って2年ほどの主婦です。
やっとダブルスのゲーム形式をほんの少し楽しめるようになってきました。
そこで今日はプレー中でのケガについてお教えください。
先日初級女子ダブルスの草大会へエントリーし
始めてゲームに参加することが出来ました。

そのときに私が前衛におり、相手の前衛もネットを挟んで
1mほどの至近距離の位置で相手の前衛が思いっきり打ちこんだボレーを
避けきれずに私は右アゴに直撃しました。
その時点でアゴの腫れと痛みがひどかったのでゲームは
途中でキャンセルしました。
相手には「避けられない者がへたくそで悪いんだ!」と言われました。

テニスのゲームではBody(足元)に鋭い打球を狙って打つというのを
上級者から聞いたことはありますが首から上、
特に顔や頭を狙うというのも当然のことなのでしょうか?

また、もしこれが鼻にあたり出血が止まらなかったり、
目にあたり視力低下や最悪は失明などということになったりした場合、
ただ「へたくそ」、「避けられなかった」者がいけないんでしょうか?
今は痛みも腫れも引いてきましたが恐怖心が残り、
最近はテニスのレッスンも休みがちになってしまっています。
自分のケガは大事には至らなかったものの今後楽しくテニスを続けるために
「テニス保険」のような種のものに加入すべきかと検討しております。


 
     
 
     
初めての試合で受けた印象は強いですね。
厳しいようですが、まず、貴方の問題をいくつか説明します。
とても大切な事ですから、じっくりと読んで下さい。

1mほどの至近距離からとありますが、相手のボレーやーが
打つときは、貴方はサービスライン付近まで下がっているべきした。
レッスンで指導されていないのでしたら、仕方ありませんが・・・
つまり、自分のパートナーがストロークする時には相手のボレーに
備えてポジションをやや下げる事が必要です。
ダブルスのネットプレーヤーの大基本です。
ペアがレシーブするときは下がってますよね?
ラリー中も同じです。頻繁にポジションを変えるんですよ。
もちろん、レベルによってその差はありますが。
相手がフォアの強打やスマッシュをしてくると感じたら
最後の手段は背中を向けて安全確保をしてもかまいません。

「避けられない者がへたくそで悪いんだ!」
この発言はひどいですね。普通は「すいません」と
相手を気遣うものです。
悪い人と当ってしまったとあきらめる方が気楽ですね。
顔を狙ったわけではなく、行っちゃったんだと思いますよ。
上級者は当然低いボールを打てますから、足元に狙います。
だって、上半身を通過するボールは見送られたらアウトですからね。

プレー中に相手のボールによって怪我をしても通常は
相手に損害賠償は求められません。やはりご自分が
保険に加入している方が良いですね。
他コートからのボールとなるとまた違った解釈になる場合も
ありますが、同一コートでルールに則った打球については
自分の責任になります。気をつけましょうね。

誰もが、何回かは顔面にボールを受けたことがあると思います。
勿論、私もスマッシュをぶつけられた事もありますよ。
でも、頑張って!仲間とコーチの輪が貴方を引き上げてくれますよ!